チュニックを着てもお腹が目立つのはなぜ?ぽっちゃり女性が見直したい5つのポイント

「お腹を隠したくてチュニックを選んだのに、なぜか余計にお腹が目立つ気がする」。
鏡の前でそんな疑問を感じたことはありませんか。
丈は十分に長い。身幅にもゆとりがある。それなのに横から見るとお腹の丸みが気になったり、正面から見ても思っていたほどすっきり見えなかったり。
実は、お腹の体型カバーは「丈の長さ」だけでは決まりません。
まず確認したいのが、生地の落ち方です。
薄く柔らかい生地は着心地がよい一方、体に沿いやすいものもあります。歩いたり座ったりしたときにお腹周りへ生地が張り付くと、せっかく長さがあってもラインを拾ってしまうことがあります。
反対に、硬くてハリの強い素材なら何でもよいわけではありません。体から大きく離れて横へ広がると、今度はチュニックそのものが大きく見える場合があります。
目指したいのは、体に密着しすぎず、裾へ自然に落ちてくれる素材です。
次に注目したいのが、チュニックの切り替え位置。
お腹の一番気になる場所に横方向の切り替えやギャザーが集中していると、その部分へ視線が向きやすくなります。反対に、縦方向の切り替えやタック、前開きのラインなどがあると、目線が上下へ流れやすくなります。
三つ目は、裾の位置です。
お腹を隠すことばかり考えて丈を長くすると、上半身全体が大きな一枚のシルエットになってしまうことがあります。前後差のある裾やサイドスリットなどを取り入れて、下半身との境目に動きを作ることも大切です。
四つ目は、胸元です。
特にバストにボリュームがある人の場合、胸の高い位置から生地がそのままお腹の前へ落ちることで、実際以上に前側へ膨らんで見える場合があります。
胸元に大きなギャザーやフリルを重ねるより、すっきりしたネックラインや縦方向を感じられるデザインを選ぶのもひとつの方法です。
そして五つ目は、ボトムスとの組み合わせです。
チュニックだけを鏡で見て「お腹が目立つ」と判断するのではなく、パンツやスカート、靴まで合わせて全身を確認してみましょう。下半身に縦のラインができたり、顔周りに視線を集めるポイントがあったりすると、同じチュニックでも印象が変わることがあります。
体型カバーとは、お腹そのものを見えなくすることだけではありません。
「ここを絶対に隠さなければ」と一か所だけを見ていると、必要以上に大きな服を選んでしまうこともあります。
大切なのは、鏡の中の自分を部分ではなく全身で見ること。
お腹には程よいゆとりがある。首元には軽さがある。裾には動きがある。そしてお気に入りの色やデザインがある。
そんなチュニックなら、「お腹を隠すために仕方なく着る服」ではなく、自分らしくおしゃれを楽しめる一着になってくれるはずです。